謎の使命感。

Overdo it yourself.(自分でやり過ぎる)

これの感想を書くのを忘れてた。これはなんの役にも立たないけど、ものすごく面白い本。作者はザ・愛すべきバカ。

現代社会に生きる我々が、何もないところからトースターすら作れるのか?という疑問と卒業制作の必要からトースターを作る話。”ゼロから”がどの程度”ゼロから”なのかと言うと、筐体の原料となっている物質を採掘するところから。この時点で結構なおバカ加減が伝わってきます。何か昔の「電波少年」に通じるところある。

途中でプラスチックを作るために石油を掘るあたりは結局挫折したけど、このあたりで挫折しているところもB級感があって良いと思いました。全部できたらただのすごい人になっちゃうし、そこらへんはこの人かなりいい塩梅だと思います。挫折して、結局捨てられているプラスチックを溶かして使うときの理屈もすごい。

作者の人間的魅力

基本家で作っていた様で、プラスチックを溶かす時のにおいとか、相当迷惑だったんじゃないかなと思います。でも、家族の人は多分「あーあ、またやってるよ」みたいな目で生暖かく見守っていたんじゃないだろうか。この作者、絶対このプロジェクト以外にも変なことをやっていると思います。このプロジェクトの特殊性は、一日二日の発想で出てくるものじゃないもの。割りと周りの人を楽しませてくれる、周りから必要とされる人なんじゃないかなと思いました。

こういう、バカっぽいけど自分の考えることを自由にやっている人を見るとうらやましくなります。自分も何かやってみたいと思わせてくれる。かっこいいとすら思えます。飄々とやっているように見せているけど、実際は場面場面でかなり知恵を絞っているんじゃないかな。

関連書籍

この作者が最近新しい本を出してたことに気づいた。今度は自らヤギになる様子。この本も読まなければ。

カテゴリー: 本の感想

memom

都内在住会社員。 物心ついた時から読書好き。 読んだ本を忘れない様につらつらと感想を書いていきます。

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