勉強感覚のゲーム。

ゲームのプロとして食っていく、という発想は軽薄というよりもむしろ覚悟を感じる。まして東大卒という経歴を持っているならなおさらそう思う。よほど好きなことに夢中になったときの感覚に魅せられたんだろうと思う。多くの人は手堅く賢く世の中を渡る事を望むだろうけど、著者のように前例の少ない選択をする人も居る。そんな人が居たほうが、社会が面白くなると思う。好きなことに飛び込んで行ける人には憧れる。

「ゲーム感覚で勉強する」みたいな勉強法も聞くが、著者の場合は「勉強感覚でゲームする」だと思った。楽しむのに加えて、スコアを効率良く上げる事を徹底して追求する。そういうスタイルだから、ゲームで学んだメソッドを勉強に応用できたんだろう。

ゲームをしている姿がエンターテイメントにならないといけないので、対戦型のゲーム以外で稼ぐのは難しいのかなと思った。でもスポーツで考えてみると、ボクシングみたいな一対一の対戦型スポーツ以外に、野球・サッカーみたいなチームプレイをするものや、ボウリング・ゴルフみたいな自分の技術と向き合うものがある。これから、チーム戦の連携で見せてくれるプロゲーマーチームや、個人の技術をじっくり見て楽しむジャンルのプロゲーマーが出てきたら面白い。

自分も小さいころからゲーム好きだったので、これからプロゲーマーという職業の可能性が開けていく事を願っています。


memom

都内在住会社員。 物心ついた時から読書好き。 読んだ本を忘れない様につらつらと感想を書いていきます。

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